レーシック 手術最前線TOP > レーシック手術当日の流れ

Step 0 レーシック手術当日の準備

レーシック手術後当日は入浴できないので、前夜に入浴・洗髪は済ませておきます。また、化粧・整髪料・香水などは控えてください。
服装についてですが、手術室に入りますのでセーターなど毛羽立つ衣類は避けましょう。通常は服の上から、クリニックが用意した手術衣とキャップを着用します。
エキシマレーザーは特にホコリに弱く環境に敏感です。温度も約20℃前後、湿度45%に保たれた室内なので、これに応じた服装を選びましょう。

Step 1 再検査

来院したら、前頁「レーシック手術前の流れ」で行った適応検査を、必要に応じて再度行います。 前回から眼に変化がないか、異常がないかの最終確認です。
異常がなければいよいよ手術の開始です。洗顔終了後、手術衣とキャップを着用して手術室に案内されます。

Step 2 レーシック手術

  1. 点眼麻酔
    目薬をさすように麻酔を点眼します。 全身麻酔でなく局所麻酔なので、医師の言葉や周囲の音は聞こえます。
  2. 開瞼器と装着イメージ洗眼・消毒
    看護師が眼の周囲を消毒、殺菌し手術台の上に寝かされます。頭が動かないよう固定されます。その後、まつ毛が邪魔にならないよう滅菌されたシートで眼の周囲を覆います。(ドレーピング)
  3. 開瞼(かいけん)
    開瞼器という、眼を大きく開けて閉じるのを防ぐ器具を装着します。開瞼器を眼のふちに掛けて、四方から眼球を露出するように引っ張ります。人によっては違和感があるかもしれません。
  4. マーキング
    角膜にマーキングをします。これは作成したフラップを元に戻すときに正しい位置に戻っているか確認するためのものです。
  5. 角膜を吸引
    角膜の上に、マイクロケラトームが設置された角膜を吸引するリングを乗せます。眼に圧力がかかるため、人によっては多少違和感を覚えます。吸引が正常に行われてたかどうか眼圧計で確認します。
  6. フラップの作成(1)
    マイクロケラトームを使用してフラップを作成します。(「マイクロケラトーム」参照)
    作成は時間にして片眼数秒で終了します。
  7. フラップの作成(2)
    角膜の周囲に吸着スポンジを乗せます。金属の棒(スパーテル)をフラップの下に挿入してめくるように反転させ、吸着スポンジの上に乗せます。スポンジは、フラップが乾燥しないように水分が含まれています。
  8. エキシマレーザー照射の準備
    レーザーを正確に照射するために、頭の位置を確認して固視灯の光をじっと見つめます。フラップがめくれた状態なので、ぼんやりとしか光が見えません。
    続いて、むきだしになっている角膜実質層の水分を、マイクロスポンジで吸引して準備完了です。
  9. エキシマレーザーの照射
    エキシマレーザーを照射して、角膜実質層を精密に削っていきます。
    痛みはありませんが、音が少しうるさいのでちょっとドキドキします。照射時間は屈折度数の矯正量により個人差がありますが、片眼約30秒〜2分で終了します。
    この間患者はずっと固視灯の光を見ているだけです。レーザー光線も波長が短いので、実際は目に見えません。
  10. フラップを元に戻す
    照射した角膜実質層やフラップの内側に異物が残らないよう洗浄します。そして、吸着スポンジの上にあるめくったフラップを、再びスパーテルで「4. マーキング」を確認しながら元の位置に戻します。
    吸着スポンジを外し、マイクロスポンジでフラップのしわを伸ばします。その後フラップが接着するまで約2〜3分待ちます。
  11. 開瞼器の除去
    フラップが接着したら開瞼器を外します。2、3度まばたきをしてフラップが安定したか確認し、その後抗生剤やステロイド剤の点眼をしてレーシック手術は終了です。

1.〜11. まで10分ほどなので、両眼の場合すべて終了するまで約20分かかります。

Step 3 術後検査

レーシック終了後、リカバリー室で約30分ほど目を閉じて安静にします。
フラップの効果で麻酔が切れても痛みはありませんが、始めは涙が出て少し異物感があります。そのまま眼を閉じてじっとしていると徐々に眼が開くようになり、この時点で視力もある程度回復しています。

細隙灯顕微鏡検査(スリット検査)で、フラップの位置やフラップにしわ・異物がないか確認します。
最後に、術後に関する生活上の注意を受け、数種類の点眼薬をもらって帰ります。

Step 4 帰宅〜就寝

帰宅時には、眼を保護するためのサングラスを装用します。車の運転は禁止です。バス、電車またはタクシーをご利用ください。当日夜の入浴、洗髪、飲酒も控えてください。
レーシックを受けた後は、眼をこすらないようにすることが大切です。とはいうものの、就寝中に無意識に眼をこすってしまうかもしれません。
眼を強くこすってしまうとフラップがずれてしまう可能性があります。不安な方は、クリニックに相談すれば専用の保護ゴーグルを貸し出してくれるでしょう。

レーシックは、術後の検診も大変重要です。「レーシック手術後の流れ」をご覧ください。



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