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マイクロケラトームとは

マイクロケラトームマイクロケラトームmicrokerarom)とは、フラップを作成するために使用する、超小型の電動カンナとノコギリを合体させたようなイメージの精密機器です。レーシックを成功させるために、非常に重要な役割を担っています。

マイクロケラトームのヘッド部分には、金属の刃(ブレード)が取り付けられています。ブレードの材質はステンレスやダイヤモンド、サファイアなどさまざまで、どれもディスポーザブル(使い捨て)です。
マイクロケラトームを角膜の上に乗せ吸引で浮き立たせながら固定し、ブレードを高速で振動させながら回転してふたのようなフラップを作成します。このフラップは角膜からすべて切り離さず、再びフラップを閉じるときのために、缶詰を開ける時のように一部分だけつなぎとめておくのが特徴です。(ヒンジ)
フラップの大きさは、直径約8.5〜9.0mmで厚さは約110〜160μm(マイクロメートル)、通常角膜の厚さは500〜600μmなので、角膜の約1/4の厚さをフラップ作成に使用することになります。

エキシマレーザーを照射後、フラップを戻して固着させるのですが、フラップは水分を除くとぬれた紙がガラスに張り付くように角膜に固着します。角膜は修復能力が早く通常、術後数分で固着し始めます。

非常に繊細なマイクロケラトーム

マイクロケラトームは非常に繊細な医療機器であり、レーシックの"キモ”はこのマイクロケラトームによるフラップ作成であるといっても過言ではありません。
誤解を恐れずに述べると、エキシマレーザーの照射は、事前に数々のデータがインプットされた状態でコンピュータ制御により行われますので、あまり医師の技量に左右されることなく行えます。しかしマイクロケラトームによるフラップ作成は、熟練した医師による卓越したテクニックが必要となるため、医師の技量不足やマイクロケラトームの精度が低いと角膜混濁や感染症のリスクにつながる可能性が生じます。

マイクロケラトームは非常に優れた医療機器ですが、このように多少のリスクがあるため、回避するために今日のレーシックにはいろいろな種類が派生しています。続いては「レーシックの種類」をご覧ください。



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