RKとは

屈折異常を修正するために、最初に行われた手術はRKRadical Keratotomy:放射状角膜切開術)と呼ばれる方法で、中程度までの近視矯正が可能です。旧ソ連のFyodorov博士が開発しました。
RKは、角膜の表面にダイヤモンドメスで放射状の切れ込みを入れることで、眼圧により角膜中心部のカーブをフラットに近づけ視力を改善するものです。
その後RKは、米国に伝わり手術道具や術式に改良が加えられ、近視のみならず遠視や乱視の治療も可能になりました。現在までにRKを受けた患者は米国だけでも120万件以上といわれています。

RKのきっかけ

RKが考案されたきっかけは、意外なエピソードがあったとされています。
ある日Fyodorov博士の元に、交通事故に遭った少年が運び込まれて来ました。その少年は、事故の衝撃でかけていたメガネが割れ、破片で角膜が傷ついていたそうです。
破片を取り除く治療を行い数日後包帯を取ると、それまで0.1程度であった少年の視力が偶然にも回復したのです。
この出来事を基にFyodorov博士は、前述の「角膜後面切開法(佐藤式RK)」を研究・改良してRKを開発したとされています。

RKのデメリット

十数年前までは、近視矯正手術といえばRKが主流でした。しかしRKは、強度の近視には不向きです。RKは、切開を行うので角膜の強度が弱くなったり、眼圧の変動により術後約2〜4割の頻度で遠視に移行する可能性があるなど、視力が不安定になるデメリットがあります。
またレーザーによる屈折矯正手術と比較して手技が非常に困難で、執刀医の技量によって大きく治療効果が左右されます。

1990年代に入りレーザーの技術が進むにつれ、RKは徐々に行われなくなりました。
続いては、「PRKについて」をご覧ください。



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